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2016/10/07

キッチンという空間に思うこと

最近は、というよりもう少し前からキッチンスペースをより機能的に、より個性的にというコンセプトのもと
高額なシステムキッチンや鋳物ホーローのシンクにタイルを施した造作キッチン等を工事するようになりました。

出来上がった現場を見るにつけ、その見事なクオリティーにはため息が漏れます。

シェルフ飾り例



しかしながら、ある建築会社で時折伺うメンテナンス等で思うことは、これでよかったのかと感じることです。
今のキッチンスペースってリビングダイニングと一体になっている事がほとんどと思いますが、

やっぱり海外の大きな住宅とは違うということですね、日本にも大きな住宅はありますが、
8帖位のスペースに収まっている事がほとんどではないでしょうか。

さて、キッチンとは逆からみると汚れ物を出す場所といえると思います。
油汚れ、焦げ付き、生ごみ、野菜などから出る泥汚れ、こぼした液体調味料、食材の梱包、様々なシミ等々

またどんな高級なシステムキッチンでも経過年数には勝てません。

というより汚れて当然なんです。


タイルキッチン


ただリビングダイニングに近接したキッチンてどうなんだろう?

シンクには洗い残し、調理台にはざるに入った野菜、レジ袋、焦げ付いたやかん、そして熱調理器具台の油汚れ

リビングから目に入るんです。気にするなと言われればそれはそこのご家庭のライフワークなのでしょうがないのですが、

問題はキッチン下の床です。それなりに収納スペースはあるのですが、所狭しとゴミ箱やワゴン台、買い物かご、段ボール、収納庫に入りきらない調理道具、買いためた洗剤類、酒類、野菜、非常食用の食材、いらなくなった電気釜にフライパン、開けちゃいけなさそうな瓶容器等、キッチンの動線が確保できないぞ……、基本的に収納スペースが足りないのではなかろうか?

バルコニーグリーン


これは建築者側の提案の仕方に問題があるのでは……しかしあまり掘り下げてどんなライフスタイルですか?と聞けないことも事実。
しかしほかを削ってでも大きめのパントリーを設けるべきだったのでは、そもそも全ての動線においてこういう間取りでよかったのか?と感じてしまいます。

キッチンスペースはライフワークの基準点であるとともにファミリーの活力の元、熟慮に熟慮を重ねて計画する必要があるのです。


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でもですね、ごくごくまれにキッチン必要でしたか?と感じてしまうことが…・(きっと多忙なライフスタイルなのです)
スイマセンm(_ _)m……






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